摩訶不思議!?ドローダウンが大きいほどリスクが小さくなる秘密
ドローダウンが大きいほどリスクが
小さくなる秘密についてお話ししますね。
一般的にはドローダウンが小さいほどリスク
が小さいと言われますよね。
しかし、考え方によってはドローダウンが
大きいほどリスクが小さくなる方法もあったり
します。
にゃんこ「え?なに言ってるにゃ?ドローダウン
が大きかったらリスクも大きくなる
に決まってるにゃ!?」
まあ、まあ、これから解説するから落ち着いて^^
ドローダウンが大きいほどリスクが小さくなる秘密
例えば、以下2つを比較します。
1. 複利、1000 USD スタート、最大ドローダウン 50 %
2. 複利、2000 USD スタート、最大ドローダウン 25 %
2は、1の資金を倍にする代わりに、リスク
設定を半分にして最大ドローダウンを抑えて
いますね。
すると、開始直後にそれぞれ最大ドローダウン
が来た場合、それぞれの最大ドローダウン額は
1. 複利、1000 USD スタート、最大ドローダウン 50 %
→ 最大ドローダウン額 500 USD
2. 複利、2000 USD スタート、最大ドローダウン 25 %
→ 最大ドローダウン額 500 USD
となり、同じリスクになります。
にゃんこ「ん?ドローダウンが大きいほど
リスクが小さくなる方法の解説
じゃなかったのかにゃ?」
まあ、まあ、慌てなさんな。
最大ドローダウン額は同じですが、FX業者に
入金している金額が違いますよね。
つまり、事前に調査してからFX業者を選択
すれば確率は低いのですが、もし万が一何か
出金トラブルがあった場合、
リスクに晒す金額は
最大ドローダウン 25 % である2の2000 USD より
最大ドローダウン 50 % である1の1000 USD の
方が半分で済むということです。
見かけ上、最大ドローダウン%が大きいけれど、
最大ドローダウン額が同じなら、入金額が少ない
方がリスクが小さいですよね。
しかも、入金しなかった分は他の投資に回せますし。
証拠金維持率が足りなくて運用できないという訳で
なければ、余計に入金する必要もないですよね。
にゃんこ「おお、ホントだ!ドローダウンが
大きいほどリスクが小さくなってるにゃ!」
ドローダウンが大きいほど利益が大きくなる秘密
また、継続して運用していったとき、
始めのうちはタイミングによっては、若干1の方が
2より利益が小さくなったり、その逆もありますが
誤差範囲に収まります。
※ 縦軸が利益総額/USD、横軸が取引回数/回です。
そして、継続して運用すればするほど複利効果が出て
1. 複利、1000 USD スタート、最大ドローダウン 50 %
の方が、
2. 複利、2000 USD スタート、最大ドローダウン 25 %
より非常に大きな利益になり、
もし最大ドローダウンを超えて撤退を考える
必要が出たとしても1の方が2より大きな利益
が残る可能性が高いのです。
以下の図は、税金やMaxLotなどの影響を省いた
結果なので実際より大きな差になっていますが
イメージとしてはこんな感じです。
※ 縦軸が利益総額/USD、横軸が取引回数/回です。
にゃんこ「こんなに差がつくのにゃ!?」
ぎりぎりまで最大ドローダウン%を大きく
し過ぎると、予想を上回るドローダウンが
一気に起きて撤退することがあった場合、
資金が残らないということもあるかも
しれませんが、
ある程度、最大ドローダウン%を大きく
したのなら、ドローダウン中は振り幅が
大きいので精神的に辛いけれども、
結果的には利益がより多く残りやすい
のですよね。
以上、ドローダウンが大きいほどリスクが
小さくなる秘密についてお話ししました。
リスクの考え方は人それぞれですので、
どれが正しいとは明言できませんが、
1つの考え方としてご参考になりましたら
幸いです^^
※ 個別の嗜好に応じた詳細の投資判断
に関しては、投資助言になってしまう
可能性がありますので、残念ながら
ご質問頂いてもお答えできません。
ご不便をお掛けして誠に申し訳ござい
ませんが、予めご容赦下さいませ。
P.S.
こちらも摩訶不思議です~
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