FXにおける勝率・ ルールの決定・ トレードの長期・短期の選び方
FXにおける勝率・ ルールの決定・ トレードの長期・短期の選び方
についてお話ししますね。
にゃんこ「にゃんこの家にもルールがあるのにゃ。」
へ~、どんなルールなの?
【今日の目次】
(1) 勝率
(2) ルールの決定
(3) トレードの長期・短期の選び方
(1)勝率
FX 取引で、勝率にこだわる人がいますが、こだわり
すぎると、トレードがくずれます。
勝率にこだわる人は、損切りのタイミングなのに損切り
できない・・・といったことに陥りやすいので、注意
しましょう。
たとえば・・・
勝率 99 %と勝率 80 %
一見して、勝率 99 %のほうが儲かっているように
見えます。
けれども、【1 回の勝ち】での利益が少ないと、勝ち
の回数が多くとも、【1 回の負け】で今までの利益
どころか元本すらも失ってしまう、という可能性も
あります。
ですので、FX 取引で利益を出すために勝率というのは
実は、あまり関係ありません。
極端な話、
1 勝99 敗の勝率1 %でも、利益は出せます。
99 敗しても1 勝の利益が、99 敗分の損失を上回れば
よいわけですから。
もちろん、勝率が高くともいいんですよ。
最終的に利益が残るなら。
大事なのは、利益が損失を上回ること、そして精神的
に耐えられるかどうかです。
勝率が高い手法と低い手法を比べると、以下のように
なる傾向があります。
☆ 勝率が高い手法:1 回の利益 小、1 回の損失 大
利益獲得回数 多、損失回数 少
☆ 勝率が低い手法:1 回の利益 大、1 回の損失 小
利益獲得回数 少、損失回数 多
たまにドカンと負けるけれど、ほとんどのトレードで
勝っていたいという方は、勝率が高い手法を、損失の
回数は多いけれど、ドカンと勝ちたい方は、勝率が
低い手法を選択しましょう。
どちらが精神的に楽かは人によって違います。
精神的に辛いと、利益が残る手法なのに、ルールを
守り続けられなくなって、結果、資金を失ってしまう
ということもありえます。
精神的に耐えられる方を優先しましょう。
もちろん、両方を組み合わせてリスク分散するのも
ありですよ。
要するに、ちょっと乱暴に言ってしまえば、最終的に
利益が残る可能性が高い手法で、継続的にルールを
守り続けられるのなら、勝率が高かろうと低かろうと
どっちでもよいということです。
(2)ルールの決定
先ほどはルールを守り続けられるのが大事といいました
が、具体例をだしましょう。
例えば【損失を5 とすると、利益を1 とる】と決めたと
します。
その場合、損失と利益の比率を5:1 と決め、この比率
に合うようにFX取引をしていくのです。
特に損切りをするときには、このルールを設けて
おかないと、損失がどんどん大きくなってしまう、
ということが起きます。
また逆に、利益を確定させるときのルールもあらかじめ
決めておきます。
人間心理として、
【もしかしたら、もっと利益が増やせるかもしれない】
と考えてしまう傾向があります。
いつまでもポジションを決済せずにいたら、大きく
利益を取りこぼしてしまった、という場合が多々ある
のです。
感情に左右されず、機械的に利益確定を行うには、
IFD 注文やOCO 注文といった注文方法を使い、人間
心理による利益確定の迷いを振り払うと良いでしょう。
ちなみに、これらの注文方法は後日詳細に説明いたし
ますね。
(3)トレードの長期・短期の選び方
短期トレード、長期トレードのどちらがよいとは一概に
はいえません。
短期トレードは、相場に向き合う時間がどうしても
長くなりますので、本業がサラリーマンの方には
難しいところです。
逆に長期トレードは、頻繁にトレードをする必要がない
のですが、ポジションを長く持つと含み損を常に抱えた
状況に陥る場合もありますので、精神的につらいという
人も中にはいるかもしれません。
このように性格の問題も影響します。
あなたが短期と長期のどちらのトレードがやりやすい
のかが、選ぶポイントとなります。
P.S.
バナナ買いに来ても攻撃されそう( ̄O ̄;)
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